2021/03/20 10:01
おはようございます。ColorfulStonesです。
別件朝の仕事を終え、つい先ほど帰宅しました。
帰宅途中、桜の花が少しずつ開き始めているのを確認することができ、気温も暖かくなってきているのでいよいよ春だなという感じになってきましたね。
さて、今回は商品に関する話ではなく、「石」の考え方についてです。
最近は本当に多くの方にお店を見てもらえているようになり、なかなかそういう方向の内容を書く機会もなかったのですが、開店当初は特に動きがあったわけではなく、(暇だったので)色々と天然石そのものの事などを好き放題書いていました。
今回はそちらの系統のお話です。つまり私の頭の中にある話、です。
皆様は石を選ぶときどうやって選んでいるでしょうか?
思い当たる要素をざっと書いてみると、
色・模様
パワーストーン的作用
鉱物的特徴
形
価格・価値
こんなところでしょうか。
どれもこれも重視の度合いをレーダーチャートなどで表すとするならそれぞれでその形が変わるようなもので、一概にどう選ぶのがいいよというのはないと思っています。
私自身の場合は上で挙げている要素はすべて10点中5点くらいをつけると思います。
ですが、挙げていない選び方でこういうのはどうでしょうか。というのが今回のお話となります。
①誕生石(まだ一般的)
普通であれば生まれ月でそれぞれ割り当てられているものがあるのでそれらを選ぶのが普通だと思います。
そこから発展?させて、以前に少しだけ触れた日にちごとに割り振られている石を選ぶのもいいと思います。
ちなみに私の場合を例に挙げると、2月はアメジスト、2月の23日はルビーだそうです。
ルビーは7月の誕生石ですが、この解釈を取り入れれば関連のある石とすることができます。
②名前から(少しだけ飛んだ考え方)
自分の名前に含まれている言葉や漢字から発想させる選び方。
これは女性に多いと思いますが、使われている字が天然石の名前(和名)に含まれているものもあります。
碧=碧玉(ジャスパー)
菫=菫青石(アイオライト)
など
他にも字から連想させる例として、
彩=色どり=色が多く含まれている石
桜=サクラアゲート、ピンクトパーズ
など
姓から取れば、黒や赤が含まれる方も割といらっしゃると思いますので、
黒=オニキス、オブシディアン など
赤=ルビー、赤サンゴ など
などもいいと思います。
またまた私の例ですが、名前を「剛志」と書きます。
「剛」はダイヤモンドの和名「金剛石」です。
「志」の文字は読みの音で「意志」として「石」で、ちょうどいい気もします。(ダジャレ的ですけども)
肝心の「金」はあまりありませんけどね…(笑)
旧暦名称の名前の方が近くにいらっしゃるので、(実際の誕生月は違うようですが)そこに合わせた誕生石の物をプレゼントさせて頂いたこともありますし、色々なイメージの転換などで選択肢が増えると思います。
こじつけというと聞こえは悪いかもしれませんが、そういう選び方も割といいと思っています。
そこにパワーストーン的な意味合いがご自分の想いと合致したり、好きな色だったりすればパーフェクトですし。
鉱石、宝石、パワーストーンのスペシャリストの方が聞いたら、
「いやいや、そうじゃなくて以下略」
と反論が出そうではありますが、その石の価値は持つ人が決めるもので、その単位は決して金額ではないと思っているので、専門的な分野で選ぶことも一つ、そうやって自分自身だったり、何かに当てはめて選ぶのも一つ、というのが私の考え方です。
③最初に目に入ったものを選ぶ(究極かつ雑にも拘らず割といいのではないかという)
すべてをいわゆるインスピレーションに頼った究極のめぐりあわせ的選択。
パワーストーンのスピリチュアルな要素的にもこれは合致するのではないかという解釈です。
実は私が最初に持ったブレスレットはこの選び方でした。色合い的にそこまで好きな色でもなく、パワーストーン的な効果もほとんど知らないままに購入してしばらくつけていたことがこのお店の開店に至った経緯の一因でもあるので、楽しくやらせて頂いているのはその石のおかげだったかもしれません。
◇
真面目なんだかそうではないのだかわからない内容でしたが、いかがでしたでしょうか。
メジャー、ポピュラーな石も、私が好きそうなマイナーなものでもその人の捉え方でその価値が変わります。
もちろん市場価値に重きを置けば宝石質のブランド石に高い価値があるとは思いますが、大切な人からのプレゼントや記念日などに購入した石などはずっと手放さないで大事にすればそれはきっとその人にとっての一番価値のある石になるわけですし。
当店はもちろんの事、WEB上を渡り歩けば本当にたくさんの石を見つけることができます。
私の想いとしてはそういった中から一生でも持っていたくなるような石に皆さんが巡り会っていただければなと思っています。
楽しいですよ、石。
以上、今回は久しぶりの持論爆発でしたが、機会があれば色んな方からそれぞれの「石論」を聞いてみたいと思うColorfulStonesでした。