2020/10/19 10:53

こんにちは!ColorfulStonesです。


段々寒いと表現する気温の日も出始め、いよいよ冬に向かっていっているのを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナ禍と言われる今の世の中で初めて迎える秋冬なので、また今までと違う「色々」が現れたりするのでしょうね。

さて、今回はフィンガーブレスレットについてです。
もう昨日の時点でラインナップに上げていますが、当店で新ジャンルのアイテムとして取り扱いを開始しました。

全く新しいかと言われるとそうではなく、以前から存在しており、日本国内ではそこまで注目はされていないですが、数年前から海外では着用する人が結構いるそうです。※リングチェーンブレスレットなど他の呼び名もありますが。

インドなどの仏具、神具、お守りといった名称で呼ばれるものでも同じような作りの物が古来より存在しており、私個人が取り扱おうとしたきっかけはどちらかと言えばそちらの影響によるところが大きいです。

今回公開したフィンガーブレスレットもそういったものに影響されたもので、サブカル要素がだいぶ強いですが、最初は少し極端なものを出してそういうアクセサリーもどうですか?という意図があったりします。

ものすごくシンプルに作るとチェーンをブレスレットの輪にして、そこから手の甲を通っていき、指にもチェーンを巻く形で繋げればいいわけですが、当たり前ながら人それぞれ手の大きさが違うのでそのサイズ合わせや調整が可能な状態で作るのかどうか等々、単純なようで案外難しい内容になっています。

必要なサイズは手首まわり、手首のブレス部から指のリング部までの手の甲、指周りのサイズとなりますが、必ずしも中指にリングを通さなければいけないルールもなく、手首のどの位置にブレスを留めるかも変わったりするので制作ではこの部分をどう考えればいいかで苦労しています。

単体の指輪、ブレスレットは一か所のサイズで大体の形が決まるわけですが、フィンガーブレスレットはそれよりも広範囲にわたるアクセサリーなので一か所がうまく合っても他が合わないという事も発生します。

指のリング部は一番奥まで入れなくても問題はなさそうです。(邪魔に感じないという意味で)
重要なのは手首の部分になり、そこが合わないと全体的に意図した形にはなってくれません。
着用時で起立状態になっている場合、一番上に来るのが手首の部分で、重力がある以上そこから全体がぶら下がる形になるので手首の位置がずれると全体的にずれてしまいます。
手の甲(主に装飾がつけられる部分)の長さが極端に長いと指にもつながる関係で余分な長さの分がダラっとなってしまいます。
なので、少し指の部分のサイズに余裕を持たせて自重に任せてしまう方が形としてはきれいになりそうです。


↑ 指の部分をつなぐ前。伸ばしている状態と曲げている状態があるのでどんな状態でもピッタリは難しい。

ものすごく厳密に作れば手の動きに左右されないで形を保つものを作ることも可能ですが、やはり人それぞれのサイズの違いがある分、付け方で工夫するなどが必要になってくるアクセサリーであるという印象を持っています。

今後も研究を続けつつ制作をしていく予定です。
今回のガッツリ系?の他にもシンプルな物、チェーンなどの金属パーツではない物など既に想定はできていますので、近いうちに色々載せられたらと思っています。

以上、このフィンガーブレスレット制作の絡みで頭を抱えた数週間を送ったColorfulStonesでした。